VOL.132【1860年創立の老舗】007も愛した極上の着心地、SUNSPELのリヴィエラポロシャツ‼︎

暑い日が増えましたね。平日にスーツをお召しになる方はその反動で「休日にはとにかくラクな服装で過ごしたい!」とお考えの方も多いハズ。そんな際に検討すべきなのがポロシャツ。「え、ポロシャツってクールビズやゴルフの服でしょ?」「おじさんくさくない?」いやいや分かっておらぬな、あるんじゃよ。リラックススタイルやリゾートスタイルにもってこいの1着ってのがさ。

 

 



 

 

夏にピッタリ、太陽のオレンジ!

 

今回夏の休日スタイルとしてオススメするのはイギリスの老舗ウエアメーカー、

SUNSPEL (サンスペル) のリヴィエラポロシャツ。

 

私が所持しているのはサンセットの深い色の夕日を思わせるオレンジ色。

まさしく夏のリゾートスタイルにふさわしい1着です。

 

様々なセレクトショップ や百貨店で取り扱いがありますが、

私はMARGARET HOWELL (マーガレット・ハウエル)にて購入しました。

 

 

 

 

 

ボタンの色も同色で統一。

小ぶりな胸のポケットや背面の曲線パターンがなんとも可愛らしい。

 

ポロシャツって女性からも「おじさんくさい」印象で見られがちなアイテムだと思うんですけど

こういった可愛らしいディテールであれば、女性受けも良さそう。

(もちろんどんな服でも着こなし次第です。コレにジャージなんて合わせないでくださいね・・・。)

 

 

生地は、LACOSTE (ラコステ)などのポロシャツでよく見かける鹿の子とは違い

よりエアリーで柔らかいワープニット生地を採用。

これが凄まじいんです!

とろふわで軽すぎる着用感、まるで何も着ていないみたいなんですよ。

 

着ていることをきちんと確認して外出しないと、

”着ていると思い込んで外出したら上半身半裸だった!”なんてことになっちゃいそうなくらい

軽い着用感なので、都度気をつける必要がありそうです。

「おじさんくさい」とか、「女子受け」とか以前の問題、いや大問題になってしまいます。

※生地の詳細は下記の項目で後述します。

 

 

サイドには4㎝のスリットも。

これがあるとないとでは動きやすさに格段の違いが出ます。

上品な雰囲気づくりにも一役買ってくれている素敵ポイントです。

 

 

 

1860年創立!SUNSPEL (サンスペル)ってどんなブランド?

それではちょいとブランドについての真面目なお話を。

 

SUNSPEL (サンスペル)の歴史は古く、創立は1860年。

当初は繊維工場としてスタートし、その後高級下着メーカーとして地位を確立します。

チュニックやアンダーシャツを世界で初めて開発したのもSUNSPEL (サンスペル)とされています。

 

他にも、1918年以降には当時まだ珍しかった極東への輸出を始めたり

シーアイランドコットンを使用したモノづくりを開始したりと

前衛的・挑戦的な舵取りで瞬く間に英国下着メーカーのパイオニアとして人気を博していきました。

 

 

しかしその後、SUNSPEL (サンスペル)は数多くの時代の波・苦境に巻き込まれることとなります。

 

1929年から広まった世界恐慌時には事業を縮小せざるを得えなくなりましたが、

シーアイランドコットンの高級下着作りに集中することで利益を得、会社と従業員たちを守り抜きました。

 

さらにその後起こった第二次世界大戦時には業務内容を再度転換、

軍用着の生産にシフトし険しい時代の動きに耐え抜きました。

 

柔軟に時代に応じた発想の転換を行い、たくましく生き延びてきたSUNSPEL (サンスペル)。

服が売れないとされる現代でも根強く支持されている理由がそこにあるのではないかと思います。

 

 

 

 

Levi’sのTVCMにも登場していた?

 

そんなたくましさ溢れるSUNSPEL (サンスペル)ですが、

1985年には、ジーンズの王様であるLevi’s (リーバイス)社の501モデルのTVCMに登場したことがあります。

 

私はリアルタイムでは見ていませんが

写真にあるように、俳優がジーンズを洗濯機に投げ込む際に

ボクサーショーツ1枚になるシーンで着用されていたモノがSUNSPEL (サンスペル)製なのだとか。

 

当時SUNSPEL (サンスペル)はボクサーショーツづくりに力を入れていた為このような脚本になったんだと推測します。

俳優の美しい肉体美に真っ白な清潔感あるボクサーショーツがなんとも映えますね。男として憧れます。

CM放映後にはボクサーショーツが店頭から消えるほど、世の男たちを魅了した名作CMだったようです。

 

 

 

 

 

 

 

驚きの軽量感、ワープニット!!

 

先ほどディテールの紹介にて少し触れましたが、このポロシャツの特徴はなんといっても生地!

 

ポロシャツといえば鹿の子の生地が最もポピュラーですが、

鹿の子は通気性こそ良いものの、生地が肉厚なのでゴワつきがあるので

真夏日に着ると案外暑かったりするんですよね。

 

それでも好きだから着るんですけど、

「できれば通気性も着心地ももっと良いモノがあれば・・・」とお思いの方もきっと多いハズ。

その場合にオススメなのがこのワープニットと呼ばれるSUNSPEL (サンスペル)オリジナルの生地。

 

なんでも1950年代のポロシャツは

現代の鹿の子ポロよりもずっと重くゴワゴワしたコットン生地で仕立てられていたらしく、

SUNSPEL (サンスペル)創始者の孫であるピーター・ヒル氏は

それに代わる「地中海の灼熱の太陽の下でも快適で涼しく軽い素材」は無いのだろうかと試作を重ねていたのだそう。

その結果、通気性がよく軽量で柔らかい肌触りのメッシュ素材にたどり着きます。

それがこのポロシャツに使われているワープニットなんですって。

 

 

 

イチバンの特徴はやはり着心地の軽さ。

先ほども綴りましたが、本当に着ていないみたいな軽さと

まるでカシミアのようなトロリとした肌触りが絶品で、これはまさしく唯一無二。

夏のリラックススタイルには最も適した素材だと思います。

 

 

 

また、ポロシャツの多くは上記写真のように

洗濯時に生地がねじれて斜め方向に伸びてしまい、裾の長さが

チグハグになってしまうことも多いんですが、

 

ワープニットを採用したSUNSPEL (サンスペル)のポロシャツは形状記憶が大得意!

洗濯によるシルエットの歪みがほとんど出ないんです。

 

 

軽い&柔らかい&薄手、なのに型崩れしにくいだなんて、最高かよ。

 

 

 

 

 

 

007も愛したリヴィエラポロシャツ!!

 

そんな極上の着心地を実現したリヴィエラポロですが、

2006年公開の映画「007 カジノ・ロワイヤル」にて

ダニエル・クレイグ演じる主人公のジェームス・ボンドが着用したことでも話題となりました。

 

ボンドといえば、ブリオーニやトムフォードのスーツをはじめ

数多くのラグジュアリーブランドを身に纏う男性ダンディズムのアイコン的存在。

そんなボンドが本作ではSUNSPEL (サンスペル)のアイテムを複数着用しています。

 

中でも上記写真、ネイビーのリヴィエラポロはクレイグの体格に合わせてディテールを変更

彼の筋肉質なボディを際立たせるために、袖を短くシルエットをグッと細身に仕立て直したのです。

それまでは約50年間にわたってディテールの変更が行われてこなかったリヴィエラポロでしたが

この映画を機に、スタイリッシュでクールなボンドらしいフィッティングのポロシャツに生まれ変わりました。

 

以降発売のリヴィエラポロは、一部を除いてこのクレイグフィッティングが採用されているので

これを着るだけでボンドになれちゃう逸品でもあるわけなんです。

 

 

そんな着心地最高ボンドポロ、どのように着こなすのが良いのか。

少し考えてみました。

 

 

着こなしについて考える。

ボトムス:INCOTEX (インコテックス)

靴:CROCKETT&JONES (クロケットアンドジョーンズ)

 

まずはリヴィエラポロをメインに据えた猛暑日でも快適なシンプルスタイル。

ポロシャツと靴下は色合わせをしていますが、

それ以外はモノトーンで控えめにまとめて子供っぽくならないよう気をつけてみました。

レストランでの食事から買い物デート、映画鑑賞に至るまで汎用性抜群。

 

 

ジャケット:Levi’s (リーバイス 90s)

ボトムス:Salvatore Piccolo (サルバトーレピッコロ)

靴:Pantofola d’Oro(パントフォラ ドーロ) 

 

 

初夏は日中こそ暑いものの、朝晩はまだ肌寒い。

そんな時には1枚コットンGジャンを羽織って。

 

全身をベージュアイテムでまとめることでオレンジが悪目立ちせず、

落ち着きある着こなしになるのでオススメ。

カフェや書店でのんびりした時間を過ごす際にピッタリかと思います。

 

 

 

ジャケット:ERRICO FORMICOLA(エリコフォルミコラ)

チーフ:Spacca Neapolis(スパッカ ネアポリス)

ボトムス:BROOKS BROTHERS (ブルックス ブラザーズ)

靴:gaimo (ガイモ)

 

 

コチラは夏のリゾートスタイル。

海辺でランチや海岸ドライブの際にオススメ。

ショートパンツやエスパドリーユなどリラックスアイテム中心で合わせつつも

そこにジャケットを羽織ることで、程よいドレス感が追加され

カジュアルすぎないバランス感覚となります。

 

他の色のジャケットでも良いですが、

海や空の色であるネイビーか、雲の色であるホワイトのジャケットの

どちらかが特にオススメです。

 

 

 

 

最後に。

 

いかがでしたか?

長い歴史の中で、常に柔軟な発想を持ち

こだわりのモノづくりを探求してきた老舗 SUNSPEL (サンスペル)。

 

多くの服好きが愛した名品ポロシャツは

2度目のコロナ禍での夏を、耐暑が続くであろう夏を

きっと快適にしてくれるハズです。

 

私と一緒にとろふわボンドスタイル、挑戦してみませんか?

街じゅうボンド化計画始動ですばい!!!

 

 

 

今回はこの辺で。

また次回お逢いいたしましょう。

 

 



 

まだまだ物欲は収まらない!