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先日よりスタートした「格安古着探訪」シリーズ、今回の獲物は昨年より国内のメンズファッション界を賑わせているイタリアブランド、PAUL & SHARK(ポール アンド シャーク)のポロシャツ。こんなモノが地方のファミリー向け古着屋に並んでいるのは極めて珍しいことです。早速、海洋学者とサメハンターと3人で小さな船に乗って捕獲してまいりました。
↓ 前回の記事も合わせてご覧ください。↓
ワニではなくサメ。
今回取り上げるポロシャツがコチラ。
PAUL & SHARK(ポール アンド シャーク)のポロシャツです。
「Shark Fit」と呼ばれる当ブランドのポロシャツとしては
最もベーシックなシルエットとなります。
お色は汎用性抜群のネイビーです。
以前記事にいたしました、ポルトガル製のシャツを購入したのと同じ
「西海岸 鍋島店」にて購入しました。
値段はこれまたリーズナブル、1,290円(税別)でした。
当ブランドは1957年にイタリアにて創業した
そこそこ古いブランドで、当時はニットの製造を行うメーカーでした。
自社製品はもちろんDior (ディオール)など数々のメゾンブランドの
OEMも行なっていた実力あるブランドです。
2017年にはLARDINI (ラルディーニ)のエンリコ・アイロルディ氏による
リブランディングで、世界各国への店舗展開や商品の改変などが行われて
現在に至るようです。
日本国内では2019年-2020年秋冬よりダウンジャケットを中心とした商品の
店頭販売が始まり、国内本格展開と成りました。
伊勢丹メンズ館やエストネーションにポップアップストアが展開された際には
大きな反響があり、一気に知名度を上げたのでした。
トレードマークはブランド名の通り”サメ”。
LACOSTE (ラコステ)でいうワニのように、ポロシャツの胸元には
サメの刺繍がなされています。
このポロシャツは昨年展開がスタートするより以前の製品のはずなのですが
一体いつ頃の製品なのか、歴史の長いブランドが故に皆目見当もつきません。
もちろんイタリア製だったのですが、タグの文字表記は日本語だった為
以前輸入されていたものと思われます。
それにしても何故ソレが地方の小さな古着屋に紛れ込んでいるのか、
古着屋というのはコレだから面白いですよね。
襟はニット織の柔かいモノ。
他のブランドと比べてやや大ぶりでクラシックな印象で
ジャケットの下に着るのに良さそうに思います。
着丈は長く、ドレスアイテムと合わせることが多いので
タックインするのもいいかと思います。
着こなしについて考える。
シンプルなネイビーポロですから今更着こなしも何も
ないかとは思いますが、夏に抜群に使えるベーシックな着こなしを
2案ご紹介させていただきます。
ボトム:GTA (ジーティーアー)
サングラス:RAY-BAN (レイバン)
まずは基本中の基本であるホワイトジーンズ(パンツ)との組み合わせ。
夏のマストコーディネートだと思います。
近年流行となっているワイドパンツやグルカパンツなどと
合わせるのも良いと思います。
夏の休暇を、昼間はこの服装で楽しんで
夕方のディナーにはコレにネイビージャケットを羽織って
軽やかに上品に、夏を満喫したいものです。
ジャケット:ERRICO FORMICOLA(エリコフォルミコラ)
チーフ:BREUER(ブリューワー)
靴:JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)
こちらはビジネスカジュアルや
夕食・バーなど、夜の街に行く際に役立つ組み合わせ。
扱っているアイテムは通気性の良いホップサック生地や
トロピカルウールを使った涼しげなモノばかりです。
だらしなくならぬようジャケットやストレートチップの靴を利用して
キレイな印象にまとめております。
最後に。
ということで今回は国内注目のイタリアブランド
PAUL & SHARK(ポール アンド シャーク)のポロシャツについてご紹介いたしました。
襟がニット織なので、首の肌触りが心地よくリラックスして
着楽しむことができるので大変オススメです。
夏はポロシャツの季節ですから、
お悩みの方もおられるかもしれません。
そんな時には、思い切ってサメを選んでみるのはいかがです?
古着で探せばリーズナブルに手に入れられるかもしれません。
安くて心地よく夏を謳歌しましょう!
あ〜また古着屋に行きたくなってきた・・・。
【追記】
がんばれ!BROOKS BROTHERS!!