VOL.157【雑談】エルメスの手しごとを見学しました。

 

どうも、ハシモトです。

 

本日は雑記として書いておきたいことがありますので

急いで書いてしまいます。

 

 

実は本日、博多駅にてエルメスの手しごとを観られるとのことで

早速仕事終わりに行ってまいりました。

 

実際にクラフトマンたちの仕事風景やエルメスの製品のことが生で聞ける

素晴らしいイベントでした。

 

 

いくつものセクションを見るには1日じゃ足りない。

 

 

 

今回は生の仕事風景の見学ができるのですが、

このようなモニターでもライブ映像が流れているため、後ろからでも大変観やすく

背の低い女性も楽しんでおられました。

この写真の女性はバーキンをはじめとするバッグの革をカッティングする職人さん。

エルメスのカバンはそのプロセスごとに職人がおり、1つのバッグを作るまでに

物によっては大変に長い期間時間が必要となるらしいです。

また、素材の革によっても制作時間が異なるとのことで、

多くのバッグを大量に制作することはできないのだそう。

 

使用する革も首元やお腹の皮は柔らかかったり傷があったりするので

バッグ制作には使用できないのだとか。

1頭からわずかしか取れない革を数頭分使用して制作をしておられるのだそうです。

 

そりゃあ高価になるわけです。

 

 

こちらは乗馬に使用する鞍の制作風景。

今回は特別にオーディエンスも制作に参加してみることができます。

 

 

 

美しくなめされたエルメスの革。

手触りは大変滑らかで独特の風合いがあります。

こんな革で経年へんを楽しめたら素敵だろうなぁ。

最高級の皮革です。

 

 

 

 

この女性はスカーフを手縫いしておられる職人さん。

 

エルメスのスカーフを愛してやまないご婦人から感謝の言葉を受け、涙を流されていました。

作り手にとっても愛用者にとっても、こんなに嬉しいことはありませんね。

しかもそれが国境を越えて様々な人から愛されているのですから。

彼女はとても幸せものです。

 

 

こちらは陶磁器のセクション。

複雑なパターンを手で描いていらっしゃるのだとか。

描き終わったら仲間同士できちんと描けているか、塗れているかの確認を怠らないのだとか。

 

器の端に施されたプラチナのラインも彼女らが手で入れているとのこと。

まっすぐな線を描くには相当な技術が必要でしょう。

 

プラチナや金などは液体状になって職人たちの元へ届けられるそう。

しかしそれらは比重の関係で金属成分が下に溜まってしまうので、

それらが沈殿しないように常に撹拌(かくはん)して液体のプラチナや金の濃度を均一にしているのだとか。

 

 

 

そしてここは私の大好物であるネクタイのセクション。

どのようにしてネクタイが作られるのかを1枚の布から学ぶことができます。

頭ではわかっていましたが、整形する前の布を見たのは初めてだったので

色々と驚きが大きかったです。

 

元となるシルクやカシミアの糸も、柔らかい糸としっかりした糸などの種類があり、

それを整形する糸も複数種類があるそうです。

無数の素材とパターンと惜しみない手間から最高のモノが生まれるのですね。

 

そしてこの女性はこのようなことを言われていました。

「エルメスの商品は価格が高いけれど、それは手仕事だからということだけではなく、

細部に至るまで、最高級の素材を吟味しているからなのです」と。

 

それが裏のタグに使用した糸でさえも一級品であるとのことでした。

 

 

うーん、そう聞くとお手頃にも感じますね。

 

 

 

そしてこちらはシルクスクリーン。

 

日本をモチーフにしたデザインも披露していただきました。

流行に左右されない伝統を大切にするメゾン。そのように感じました。

 

また、余った素材を使用して、エルメスでは若いデザイナーたちが制作をして

発表をする場が設けられているとのこと。

若いデザイナーの育成と資源の再利用にも余念がありません。

 

 

最後に

 

今回は、エルメスの職人たちの仕事について書いてまいりました。

実は手袋やクリスタルなどのセクションもあったのですが

今回は時間の都合で全体の半分ほどしか回れていません。

明日また見学に伺いたい気持ちです。

 

特にクリスタルのセクションでは、

クリスタル加工の映像を360°VRで体感できるとのことでとても関心があります。

仕事が早く終わったら行っちゃおうかしら。笑

 

 

私は今回のイベントを体験できたおかげで、エルメスというメゾンが

なぜ180年近くも常にどこにも属さず、常に第一線で走りつづけられているのか。

その理由を職人さんを通して一部ですが感じることがように思います。

 

そして老舗であるにもかかわらず、技術をオープンにして一般公開するフランクな姿勢

(もちろん企業秘密はあるでしょうけど。)、

決して奢らず、このようなユニークなイベントを開催してくださる姿勢に

大きな刺激を受けました。

 


 

流行ばかりを追ったデザイナーブランドではなく、真のクオリティブランド。

 

心からそのように思わされた素晴らしい体験でした。

 

 

しかしそのせいでエルメスのブツ欲が止まらない・・・笑

 

 

 

 

 

 

コメントを残す