VOL.114【雑談】日本を持ち上げるのはそろそろやめませんか?

 

さて、今回は最近のメディアの流行についてお話致します。

それは”日本はすごい!世界は日本が大好き!”な番組があまりに増えすぎている件です。

たとえば「日本の職人さんの作ったモノが世界で使われています、スゴイですね」とか

「世界中で日本の文化が注目されています」とか。

数年前には「和風総本家」くらいしかそういった番組はありませんでした。

それにこの番組は作りが丁寧なので見ていて気持ちが良いです。

しかしここ2年ほどでそういった「日本スゴイだろ」アピールが激しい番組が増えたように思いませんか?

他の国より日本の技術が一番なんだぜ!って偉そうな態度をとっているような番組が。

 

 

でも、本当に世界は日本のことにそんなにも注目して、日本の技術が素晴らしいって思っておられるのでしょうか。

そうは思ってもらえていないのではないかと私は考えます。

 

もちろん一概には言えませんが、日本よりも中国のほうがネット上での注目度は高いですし

また、物価が安いこともあり(今はバングラデシュやインドネシアに仕事が流れていますが)

ある程度の質のものを大量に作ることができる。

 

いっぽう日本の製品は確かに中国より素晴らしい製品を生み出していますが、職人に憧れる人間が減って

世界に発信するマネジメント力も乏しく、ある少数の地域だけで細々と作られている。

それこそ「和風総本家」で特集されないと誰もその存在に気づけない・・・もうそこまで来ているんですよ。

 

その技術を世界に発信するのならまだしも国内で放送して「あぁ、日本ってスゴイなぁ」って思ってそれで終わり。

「外国人は日本のことがこんなに好きなのかぁ」って勘違いして終わり。

 

それってただの自己満ではありませんか?

 

もちろん日本の良さを再実感することは重要ですけど、それを押し付けようとしているような

なんとも腑に落ちない感覚を覚えるのです・・・。

 

こういったメディアやしっかりとしたマネジメントにより

もっと世界規模で情報をシェアして、日本という国を知ってもらいながらも、

逆に他国の情報も積極的に放送する。そして皆がもっと「世界は広いな」「日本の技術はもう抜かれている!」という

危機感を持って生活していくべきなのではと思います。

 

きっと日本のことが好きでも嫌いでもない無関心な人たちは「ふーん」程度にしか思っていないはずですから。

それをギャフンと言わせたいものです。

 

 

では、本日はこのへんで。

また次回お逢いいたしましょう。

 

 

 

 

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