さて、私の愛用品たちを思い出なども交えながら語る
本記事でありますが、
今回ご紹介するのは、4年前の初売で購入して以来、
最も活躍しているClarks(クラークス)のデザートブーツです。
このブランドを象徴する靴の1つですから、
ご存知のかた、お持ちの方も多いと思います。
とにかくスウェードが好きで。
私が靴を買う基準の1つに
革の素材というものがありまして、それは買う買わないに大きく影響します。
品質が良くなければ永く履けないですからね。
その好きな革素材の中にスウェードがあります。
一時は手持ちの靴の8割ほどがスウェードの靴だったことさえあるほどです。
理由はやわらかな履き心地と温かな印象、
そしてメンテナンスが簡単なのに防水性に優れているからです。
スウェードというと雨に弱いとお考えの方もいらっしゃいますが、
むしろ真逆で、起毛しているので雨が弾かれて染み込みにくいのです。
(きちんとメンテナンスがされていない毛が寝たり汚れがある場合は浸水してしまいますが・・・)
ですから雨の日にスウェード靴を履いて颯爽と仕事をする
紳士を見かけると、「そうそう、これだよなぁ」なんて感心したりします。
そんな機能性にもビジュアル面でも素晴らしい
それでいて高品質のスウェードを使用したのがこのデザートブーツなんです。
しかし、数年前からすればどのブランドも革の価格が高騰したにも関わらず品質は悪くなってしまい・・・なんてものも少なくありません。
まずはブラウンを手に入れよう。
次にお色のことですが、
クラシコ的に着こなすのでしたらまず外せないのはブラウンかと。
他にも数色展開がありますが、足もとだけが浮いて見えてしまっては
せっかくのクラシックスタイルがもったいないですし、
どんな色にも合わせやすいブラウンを先ずは手に入れてください。
次に買うならネイビーですかね。
間違ってもブラックを買ってはいけませんよ。
靴の主張は最小限に抑えましょう。(差し色のスニーカーなどは話が別です。)
ソールはやはりクレープソール。
天然の樹脂ですので、履いていくうちに黒く汚れてしましますが、
最近は始めからソールを黒くしたモデルも発売されているので、
汚れが気になる方はそちらのほうが良いかと思います。
クレープソールは足裏を包み込むような独特のフィット感が一度履いたら病みつきになります。
暑い日や梅雨時期には換気とメンテンスを欠かしてはなりません。
革のカビだけでなく、クレープソールの場合はゴムが緩くなって
べたついてしまうからです。
やはりそんな靴でも衣類でも
ずっとしまいっぱなしにせずにたまに出してお手入れをすることが肝心です。
このようなデザートブーツは、ジーンズスタイルから
ジャケパンスタイルまで幅広いコーディネートに合わせられますし、
ブラウンでしたらネイビーと合わせて
「アズーロ・エ・マローネ」な着こなしもできますので、
おしゃれの幅がぐんと広がることでしょう。
新しい靴をお探しの方は、ぜひClarksのデザートブーツを
試してみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で。
また次回お逢いいたしましょう。
では。