さて、毎度おなじみハシモトでございます。
今回も例のごとく、私の愛用品を1つご紹介してまいります。
今回は約4年前に購入したKURO(クロ)のジーパンです。
あくまで日本産であることに購入する意味がある
KUROは日本語の“黒”を意味しており、
縫製や染色、加工などを徹底的にこだわり抜いた“メイド・イン・ジャパン”のアイテムを
取り揃える、服好きには堪らないブランドです。
ちなみにこのデニムは及川デニムの生地で作られています。
このブランドを知ったキッカケは、当時愛読していた雑誌「OCEANS」。
かつて干場義雅氏が編集部にいらっしゃった時期もある
かっこいいパパを目指そう!というコンセプトを展開している人気雑誌です。
まあ、私には家庭はありませんので、パパではありませんが・・
その雑誌の中にKUROについて特集したコーナーが有りまして、
そこで「素敵なジーンズブランドがあるのだなぁ、しかも日本製か」と
関心を持ったのです。
しかし、現在でこそ様々なショップで展開されているKUROですが、
当時は近所の店での展開はもちろんのこと
オンラインストアでの取扱いもほとんどありませんでした。
そんななか、かなりの数を取り扱っていたbirdseyeさんで購入に踏み切ったのです。
ストレッチは邪道!
個人的な見解ですが、ジーンズというものは
ストレッチである必要はないと考えます。
しっかりと編み込まれたコットンを柔らかくなるまで
自分の足に馴染むまでせっせと履いていく・・・
つまりエイジング、色落ちでなんですよねジーンズの魅力は。
しかしポリウレタン混紡のストレッチデニムを使用したジーンズだと
加水分解などで膝が伸びたり、履くにつれて白い繊維が飛び出してきたりと
永く愛用するにはあまりに不向きなんです。
ですからこの時に私が選んだモデルも無論コットン100%でした。
(ヤコブやその他イタリアブランドももっとコットンだけのモデルを増やして欲しい・・・)
数回の洗濯は手洗いで。いい塩梅に色落ち。
購入から4年ほど経ちまして、
手洗いを優しく繰り返すことでいい具合に色が抜けてきました。
ちなみに購入時は今の色の3倍くらいに色が濃かったんです。
ジーンズ好きの方の中にはガシガシ洗濯機や乾燥機で洗濯をしたり、
タワシなどでダメージ加工をするなんて猛者もいらっしゃいますが、
私の場合はあくまで程良くエイジングをして
長い目でじっくりと愉しむことが目的でありますから
過度の洗濯や加工は必要がないのです。
おかげで細部もそれなりに美しく色落ちしてきたなぁと感じます。
しかし、そろそろリペアも必要か・・・
そんな私好みに仕上がってきているこのジーンズですが、
やはり経年劣化や摩擦などでの擦れはあるわけで、
おしり部分や股のあたりの生地が薄くなってきたなぁと感じます。
特に股なんて破れてしまいそうです。
福岡にリペアの素晴らしいサービスを提供してくれるお店があるみたいなので
時間を見つけて行ってみたいと思います。
ただ、まったく同じ具合には修復できませんから、
一抹の不安はありますが・・・
そこはプロの腕を信じるしか無いですね。
永く大切に。
これからもその言葉をモットーに
大事にしていきたいものです。
それでは、今回はこの辺で。
また次回お逢いいたしましょう。
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