VOL.31 眼鏡はやっぱりセルロイドに限る!【後編】


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どうも、ハシモトです。

今回は前回に引き続き、私が愛用しているセルロイドで作られた

眼鏡についてお話をしてまいります。(2018年11月20日に大幅に加筆・修正)

 

前回の記事をご覧になられていない方はコチラよりどうぞ。

VOL.30 眼鏡はやっぱりセルロイドに限る!【前編】

 

 

セルロイド眼鏡の魅力


 

さて、前回の記事にて

セルロイド製の眼鏡はとても丈夫でぽってりとしたツヤ感があり、

かけ続けているとどんどん顔に馴染んでくる。という魅力をご説明しましたが

魅力は決してそれだけではございません。

 

セルロイド眼鏡づくりは

基本的には手作業のため、鼈甲柄のような複数の色を練りこんでいる製品は

ひとつとして同じ柄や色味のものがありません

同じ製品でもそれぞれにしかない風合いがあります。

なんだかそれだけで特別感があって素敵ですよね。

黒縁もいいですけど、せっかくセルロイドの眼鏡を選ぶのであれば、

色味に味わいがある製品を選ばれることをオススメします^^

 

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魅力は色柄だけでなくディティール面にもあります。

この眼鏡は「ノーシン」と言いまして、テンプルに骨組みとなる金属が入っていない

セルロイド製の眼鏡やヴィンテージ眼鏡によく見られる製法です。

これを手作業で行うのですから、加工する際には大変繊細な作業が求められるかと思われます。

無機質な金属が入っていないので一層温かみも増しますし、

顔に馴染ませるためにもこの骨組みはない方が望ましいのでしょう。

 

 

近年、セルロイド製 眼鏡が見直されている。


 

近年はファストファッション的な眼鏡店の台頭で

古くからある眼鏡店や中価格帯の眼鏡店の閉店や規模縮小が目立ちます。

(大手のメガネスーパーでさえ、昨年までは赤字でしたから・・・)

 

そんな中、セルロイド眼鏡が

どうやら見直されているようなのです。

 

安価な眼鏡が流行しているのにそれはなぜなのか。

セルロイド製のものは大変高価な部類ですから流行とは真逆なハズなのに。

 

 

これはファストファッションにも言えることなのですが、

安い服があまりにも増えすぎて、ネットではバーゲンシーズンでもないのに連日のセール。

消費者は買い物に駆り立てられるあまり無駄な買い物をしたり心の余裕を失ったりし、

本当に自分に必要なものは何かを見失っていたのです。

 

疲れ果てた時にふと思ったのでしょう。

これまでに立ち返って、本当に質の良いものを少しだけ手に入れて

お財布にも心にも余裕を持たせた暮らしをしようと

そういった流れもあり、ここ最近では質が良くて、少しお高いモノというのが

徐々に売れるようになってきているようです。

そこでセルロイド製の職人手作り・経年変化も味わえるこだわりたっぷりの眼鏡たちも、

再び注目を浴びるようになったのではないでしょうか。

 

安価な眼鏡をコロコロ変えるのもいいですが

ひとつかふたつ、作りの良い、素材の良い眼鏡を手に入れて

自分の顔にフィットするほどに長く付き合い、ともに思い出を作っていくというのも

生活に深みが出て面白いのでは無いでしょうか。

 

 

最後に。


 

ということで今回は

金子眼鏡とセルロイド製の眼鏡について私が知っている範囲で

綴ってまいりました。

あのポッテリ感はセルロイドならでは、

あれは手に取った人にしかわからない感動的なもの。。。

 

近くに金子眼鏡をはじめとするセルロイド製の眼鏡を取り扱っているお店があるのでしたら

ぜひぜひ、一度手に取って、かけて見てください。

きっと魅力の沼にハマるはずですから。

 

では、今回はこの辺で。

また、次回お逢い致しましょう。

 

 

3件のコメント

  1. 半年ほどの前の生地にコメントするのもどうかなーと思いましたけど、なんか気になったので一言、二言。

    まずここ

    >そもそもセルロイドはプラスチックのようなものではなく
    プラスチックですよ。一般的に多いものが石油系プラスチックというだけで
    セルロイドは繊維素系プラスチックに分類される、れっきとしたプラスチックです。

    次にここ
    >もともとは綿が原料なんです。自然な素材なんですね。意外ですが。
    >そんな自然な素材から出来ているからこそ、
    >プラスチックやアセテートのような冷たくてスタイリッシュな眼鏡ではなく、
    プラスチックの部分はおいときますが、アセテートも原料は綿です。
    セルロイドは硝化綿(ニトロセルロース)、アセテートは酢酸綿(アセチルセルロース)を主原料としたものです。

    2つ目の補足ですけど
    >どこか温もりのある、柔らかい質感の眼鏡に仕上がっているように思います。
    セルロイド特有の深い光沢のことを言っているのでしょうか?
    確かにセルとアセチではツヤ感が違いますね。ですが決して綿が原料だからではないですよ。だってどちらも綿が原料ですもん。

    3つ目はここ
    >それにセルロイド製の方がアセテートなどより素材そのものの強度があり
    >眼鏡の中に金属の芯を入れなくても折れたりしにくいんです。
    何を持って強度といっているかが分かりかねますが、セルロイドがアセテートに比べて優れている点は「形状安定性」と「粘り」です。
    形状安定性が良いので、経年での変形度合が少ないですが変形そのものはします。
    粘りあるので、アセテートと比べると折れ辛いですが3年寝かせた後ではどうでしょうね。
    むしろ寝かせて可塑剤や水分を抜いて乾燥させている分、ノー芯で使用しているセルロイドの方が折れる可能性は高いかもしれませんね(物性試験等はしていない為、この点については予想でしかないですが)

    >これは上質なセルロイドにしか、卓越した職人の技を持ってしか出来ない
    上質なセルロイドと言っていますが、現在セルロイドの製造元はダイセルファインケム1社のみです。3年寝かせたものを上質と言っているのであれば大きな勘違いです。可塑剤や水分を抜いて乾燥させている理由は変形を減らすためです、どちらかというと劣化させています。あくまでアセテートと比べ、形状安定性と粘りに優れている為、乾燥劣化により粘り減らしても折れ辛くなり、形状安定性が増す為できているだけです。
    「ノー芯」がセルロイドにできてアセテートにできないのは、前述のとおり形状安定性と粘りの差です。セルロイドと比べアセテートは形状安定性と粘りに劣ります。ですのでノー芯で作った場合、セルロイドと比べ変形が大きくなるため「ノー芯に向かない」だけです。購入後の品質を考えなければぶっちゃけアセテートでもできます。本当にごくごく稀にですがアセテートでのノー芯を見たことがありますよ。
    成型枠になりますが、ウルテムのようなスーパーエンプラを使用したメガネはノー芯一杯ありますよね、つまりはそういうことです。

    長々と書きましたが、セルロイドの事が好きなのはよくわかりますがもうちょっと正しい知識を持たれた方が良いと思いますよ。あまつさえ、間違った知識ばかりで「お答えします」とはさすがに・・・ね?

    1. あやか様

      この度はこのブログにお越しくださいまして
      ありがとうございます。

      セルロイド製のメガネがとても好きなのですが、
      全くもって勉強不足で記事を書いてしまってお恥ずかしい限りです。

      ほんの少しこんなこと聞いたことがあるなぁ位の感覚で記事にしてしまっておりました><
      学習した後に改めて記事を書かせていただこうと思います。

      そしてこのコメントで多くのことを学ぶことができて大変感謝しております。
      ありがとうございます!

      あやか様はメガネにつながりのあるお仕事をされているのですか?
      それともメガネのことが好きなのですか?

      なんだかとっても関心があります^^

      ハシモト

      1. お返事ありがとうございます。

        お仕事がメガネの材料を取り扱っていますので、気になってしまってコメントさせて頂きました!

        たまたま、ふと気になったことを調べている時に辿りついてしまった感じです・・・^^

        ちなみに今回はセルロイドの切断を効率上げることが出来ないかな、と調べている時に辿りつきました!

        アヤカ

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