VOL.31 眼鏡はやっぱりセルロイドに限る!【後編】

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さて、先日の続きでございますが、

 

今回はセルロイドで作られた眼鏡になぜ、そこまでこだわるのか

ということについてお伝え致します。

 

そもそもセルロイドはプラスチックのようなものではなく

もともとは綿が原料なんです。自然な素材なんですね。意外ですが。

 

そんな自然な素材から出来ているからこそ、

プラスチックやアセテートのような冷たくてスタイリッシュな眼鏡ではなく、

 

どこか温もりのある、柔らかい質感の眼鏡に仕上がっているように思います。

 

それにセルロイド製の方がアセテートなどより素材そのものの強度があり

眼鏡の中に金属の芯を入れなくても折れたりしにくいんです。

 

これは上質なセルロイドにしか、卓越した職人の技を持ってしか出来ない

じつに技術のいる仕事で、「ノー芯」と呼ばれています。

金子眼鏡ではこのセルロイド製「ノー芯」の眼鏡を数多く生み出しているのです。

 

私が愛用しているウェリントン型の眼鏡も「ノー芯」タイプです。

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「ツル」と呼ばれるサイドのフレームに芯が入っていないのをお分かりいただけるでしょうか。

 

そういった、職人たちによる素材の特性を最大限に生かした眼鏡が

セルロイド製の眼鏡であり、金子眼鏡なのです。

 

また、金子眼鏡では、メタルフレームや木製フレームの眼鏡も取り揃えられておりますので、

気になる方は一度お店に行かれてはいかがでしょうか。

 

http://www.kaneko-optical.co.jp

 

 

今回の記事を要約しますと、

 

セルロイドの眼鏡は加工がしづらく熱に弱いが、

職人たちが生み出した眼鏡にはセルロイドにしかできない技や温かい質感があるので

安っぽいプラスティックフレームより高級感があって

 

長く愛用していける!といったところです。

 

 

また、セルロイド製眼鏡は、掛け続けていると

体温で少しずつ変形して、自分の顔に合った眼鏡に育っていくのだそうですよ。

 

それもまた、セルロイドの魅力ですねぇ。

 

 

 

そんなところで、また、すこしづつ眼鏡については記事を書いていきたいと

考えておりますので、その際はまた読んでいただけると幸いです。

 

何かご不明な点がありましたら、私に分かることでしたらお答え致しますので

コメントを頂ければと思います。

 

 

では、また次回。

 

 

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3件のコメント

  1. 半年ほどの前の生地にコメントするのもどうかなーと思いましたけど、なんか気になったので一言、二言。

    まずここ

    >そもそもセルロイドはプラスチックのようなものではなく
    プラスチックですよ。一般的に多いものが石油系プラスチックというだけで
    セルロイドは繊維素系プラスチックに分類される、れっきとしたプラスチックです。

    次にここ
    >もともとは綿が原料なんです。自然な素材なんですね。意外ですが。
    >そんな自然な素材から出来ているからこそ、
    >プラスチックやアセテートのような冷たくてスタイリッシュな眼鏡ではなく、
    プラスチックの部分はおいときますが、アセテートも原料は綿です。
    セルロイドは硝化綿(ニトロセルロース)、アセテートは酢酸綿(アセチルセルロース)を主原料としたものです。

    2つ目の補足ですけど
    >どこか温もりのある、柔らかい質感の眼鏡に仕上がっているように思います。
    セルロイド特有の深い光沢のことを言っているのでしょうか?
    確かにセルとアセチではツヤ感が違いますね。ですが決して綿が原料だからではないですよ。だってどちらも綿が原料ですもん。

    3つ目はここ
    >それにセルロイド製の方がアセテートなどより素材そのものの強度があり
    >眼鏡の中に金属の芯を入れなくても折れたりしにくいんです。
    何を持って強度といっているかが分かりかねますが、セルロイドがアセテートに比べて優れている点は「形状安定性」と「粘り」です。
    形状安定性が良いので、経年での変形度合が少ないですが変形そのものはします。
    粘りあるので、アセテートと比べると折れ辛いですが3年寝かせた後ではどうでしょうね。
    むしろ寝かせて可塑剤や水分を抜いて乾燥させている分、ノー芯で使用しているセルロイドの方が折れる可能性は高いかもしれませんね(物性試験等はしていない為、この点については予想でしかないですが)

    >これは上質なセルロイドにしか、卓越した職人の技を持ってしか出来ない
    上質なセルロイドと言っていますが、現在セルロイドの製造元はダイセルファインケム1社のみです。3年寝かせたものを上質と言っているのであれば大きな勘違いです。可塑剤や水分を抜いて乾燥させている理由は変形を減らすためです、どちらかというと劣化させています。あくまでアセテートと比べ、形状安定性と粘りに優れている為、乾燥劣化により粘り減らしても折れ辛くなり、形状安定性が増す為できているだけです。
    「ノー芯」がセルロイドにできてアセテートにできないのは、前述のとおり形状安定性と粘りの差です。セルロイドと比べアセテートは形状安定性と粘りに劣ります。ですのでノー芯で作った場合、セルロイドと比べ変形が大きくなるため「ノー芯に向かない」だけです。購入後の品質を考えなければぶっちゃけアセテートでもできます。本当にごくごく稀にですがアセテートでのノー芯を見たことがありますよ。
    成型枠になりますが、ウルテムのようなスーパーエンプラを使用したメガネはノー芯一杯ありますよね、つまりはそういうことです。

    長々と書きましたが、セルロイドの事が好きなのはよくわかりますがもうちょっと正しい知識を持たれた方が良いと思いますよ。あまつさえ、間違った知識ばかりで「お答えします」とはさすがに・・・ね?

    1. あやか様

      この度はこのブログにお越しくださいまして
      ありがとうございます。

      セルロイド製のメガネがとても好きなのですが、
      全くもって勉強不足で記事を書いてしまってお恥ずかしい限りです。

      ほんの少しこんなこと聞いたことがあるなぁ位の感覚で記事にしてしまっておりました><
      学習した後に改めて記事を書かせていただこうと思います。

      そしてこのコメントで多くのことを学ぶことができて大変感謝しております。
      ありがとうございます!

      あやか様はメガネにつながりのあるお仕事をされているのですか?
      それともメガネのことが好きなのですか?

      なんだかとっても関心があります^^

      ハシモト

      1. お返事ありがとうございます。

        お仕事がメガネの材料を取り扱っていますので、気になってしまってコメントさせて頂きました!

        たまたま、ふと気になったことを調べている時に辿りついてしまった感じです・・・^^

        ちなみに今回はセルロイドの切断を効率上げることが出来ないかな、と調べている時に辿りつきました!

        アヤカ

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